「太陽がいっぱい」 中村悠一のアラン・ドロン

サスペンス映画の古典的名作だがワタシ的には微妙だった作品。 主人公の犯行プロセスがズサンで雑で行き当たり場当たり。あのやり方で足がつかないほうがおかしい。指紋にも全然気を使ってないし。 加害者も被害者も嫌なヤツなので感情移入できない。さっさと捕まっちまえと思えてしまいハラハラしない。 ラスト、主人公のトムに因果応報の鉄槌が下るのは痛快だが。作品構成はそれを狙っている…

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