海外ドラマ 「ウエストワールド」 第1話 感想 アンドロイドはアンソニー・ホプキンスの夢を見るか

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マイケル・クライトン監督のSF映画「ウエストワールド」のTV版リメイク作品。
オリジナル版はテーマパークの入場者が気のふれたアンドロイドに延々追い掛け回される話だったが本作は高尚な哲学的内容らしい。
1話を見た限りではそんな印象。

天才科学者フォード博士(アンソニー・ホプキンス)によって創造されたテーマパーク「ウエストワールド」。
西部開拓時代を完全再現、「ホスト」と呼ばれるアンドロイド達が当時の様式で生活し入場者達の相手をするシステムが確立されていた。
しかし「感情回路」のアップデート以降、アンドロイドの異常行動が頻発するようになり…。

オリジナル版のテーマパークは「デロス」と呼ばれており、西部世界以外にも中世とか色々舞台があったんだけど本作は西部オンリー。
パーク名もウエストワールドそのまんま。
お話はパークの運営スタッフ・技術者視点とアンドロイド側の視点のふたつで構成されている。
パークの生みの親フォード博士役にアンソニー・ホプキンス。ドラマ出演は初めてらしい。ギャラ高いだろうなー。
さすがの演技と風格。少し太ったけど「羊たちの沈黙」の頃と余り変わらない感じ。
アンドロイドシステムのアップデート失敗でトラブル連発という展開はWindows10のアップデート騒ぎを皮肉ってるのかしら。

アンドロイド達は人間的感情、自我に目覚めていく展開らしい。「ブレードランナー」っぽいな。
彼らはやたらと撃ち殺されるが、死ぬのもシナリオのうちで記憶を消されてすぐに復活。
同じことを何度も繰り返すことに疑念を持つ辺りはループモノ・ぐるぐるモノ的要素。

アンドロイドのメンテは舞台裏の管理施設で何故か老若男女区別なく素っ裸の状態で行われる。
ボカシ処理ありまくりである。男の裸は嬉しくないぞ。

謎多き「黒衣のガンマン」役にエド・ハリス。ギャラ高そー。
老け込み以上に痩せてるのが気になる。病気かも。
残虐行為を繰り返すが人間なのかアンドロイドなのか現時点ではハッキリしない。
オリジナル版に出てきた殺人アンドロイド役のユル・ブリンナーを意識して作られたキャラでしょうな。

予算のかけ具合はすごい。管理施設と再現西部双方共に力が入ってる。
演出、テンポは今のところ地味目。今後はパニック要素が加わるかな。
オリジナル版はたるい追いかけっこばかりで好きではなかったが本作は結構イケる。
オリジナル版の続篇「未来世界」のテイストも若干入ってるかも。「未来世界」はオイラのお気に入りである。

吹替製作に関してのアナウンスがない。字幕のみなのだろうか。
ホプキンスの吹替は阪脩か堀勝之祐にお願いしたい。


製作総指揮J・J・エイブラムズ

監督 ジョナサン・ノーラン他

アンソニー・ホプキンス/エド・ハリス/エヴァン・レイチェル・ウッド






ユル・ブリンナーが大暴れするオリジナル版

その続編映画。世評は芳しくないが面白いと思う

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