「13日の金曜日 PART2」 復活のジェイソン

殺人鬼ジェイソンが初めて登場した記念すべき続編。ジェイソンは子供の頃にクリスタル・レイクで溺死したはずだし復讐のために暴れまわっていた母親ボーヒーズ夫人の立場はどうなるんだという疑念はあるが細かいことは気にしない。シリーズの生みの親カニンガム監督はジェイソン復活を「最低のアイデア」とこき下ろしたそうだが、後にこのアイデアが巨大な金脈を掘り当てた事がはっきりする。本作に続いて大…

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「13日の金曜日(1980年版)」 クリスタル・レイクへようこそ

殺人鬼ホラーのフォーマットを確立した記念すべき作品。「悪魔のいけにえ」、「ハロウィン」に続き本作で80年代以降のスラッシャー映画の方向性は決定されたと言える。 傑作かと問われると答えに困るが面白い作品だと思う。安っぽい作り・撮影がかえってリアリテイを生んでいたのは「悪魔のいけにえ」と同様。展開はかなりアレだけど。何の伏線もなく出現したオバさんが真犯人などというアホな脚本は普…

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「クリープショー」 何故再販されない

スティーブン・キングとジョージ・A・ロメロがタッグを組んだオムニバスホラー映画。 没になった映画版「呪われた町」の企画会議の際に知り合い、意気投合したキングとロメロは「ザ・スタンド」の制作資金を稼ぐため本作を企画、当初はモノクロ、3Dで撮る案もあったがキングの希望で二人が影響を受けた50年代のECホラーコミックスの作風を映画で再現するというコンセプトに決定。 何時もは…

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「ザッツ・ショック」 ”たかが映画さ。でも…”

ホラー映画の見せ場を集めたアンソロジー。「ハロウィン」のドナルド・プレザンスと「ミッドナイトクロス」のナンシー・アレンがホスト役となり、映画館で観客とともにホラー映画を見ながら作品解説をするという構成。 編集のつなぎが絶妙。オープニングは「恐ろしいもの」がドアを破って入り込もうとするシーン(シャイニング、ザ・ブルード、鳥、遊星からの物体X、マラソンマンなど)をタイミング…

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「モルグ 屍体消失」 死体置場の悪夢

あな珍しきデンマーク産ホラー映画。死体安置所の警備のバイトをはじめた学生が体験する悪夢のような惨劇を優れた演出と撮影で描き切った傑作。 バイト先の死体置場には世間を騒がせている娼婦連続殺人の被害者たちの無残な遺体が度々運び込まれてくる。それを見た主人公は次第に心の安定を失っていく。そして殺人鬼の魔の手が主人公にも迫ってきて…というお話。 ヒロインが娼婦の死体を見つ…

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